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アトピー性皮膚炎追及#4決断と気づき

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4 決断と気づき

(1)決断
私は決断した。Aさんにも私が2冊目に読んだ本を読むように勧めた。Aさんは明らかにその本に心を動かされた様子だった。そして、信頼できる医師に診てもらうよう勧めた。
数日後、Aさんは、信頼できる先生に出会い、その後、急速に症状が改善され、3か月ほどで再び働きだしました。本に書いていたとおりの治療だったそうです。最初は大分躊躇していて、やはりステロイドを使わなくてはならない場合は断わろうと思って病院に行ったそうです。病院に行く時、子供の頃からステロイドをどういう風に使ってきたか、症状がどう変化してきたかをまとめて文章にして持って行ったこと。先生がステロイドという薬の説明を事細かくして、これまで治してきた患者の話をしている時、少し涙をにじませていたこと。遠くからやってくる患者も多いので、あまり待たせないように一度に何人も集めて一緒に説明するということなどを話してくれました。
この先生は、患者には必ず塗り方を説明するので、毎日何十年と自分の手にステロイドを塗り続けたそうで、少し赤くなった手の甲を見せて、「こんなに塗り続けても少し赤くなるだけです。」と言ったそうです。Aさんは、この先生に任せようと決心して、治療を承諾した時、先生が入院をしますか?と聞いてきたそうです。何故かというと、「指示したとおりに薬を塗る自信がない場合は、入院してもらって確実に薬を塗らなければいけない。」という理由だったようです。

Aさんが治ったと思う部位も先生が触診して判断します。その部分は、この外用剤を今度来る時までこの分量を使い切るようにと、部位によって違う外用剤が出されます。部位によって症状が違うため、部位によって弱い外用剤に切り替えていったためです。副作用もなく、彼は忠実に指示されたとおりに塗っているとのこと。あの象の皮膚のような体がうそのようです。

(2)気づき
「原因が分からないので対症療法しかできない。」と、この先生が最初に言ったそうですが、読んだ本はほぼみんなそう書いていました。腸の事や食べ物、運動、ストレス、化学物質などが原因として考えられるとも書いていました。因果関係が明確に証明されていないから、そう書くしかなかったのだろうと思うが、気になった。自分でも体の内面から改善する努力をしなければいけません。そう思いながらも、ひとまずは、「よかった」とほっとして物思いにふけっていた時、ふと、育った瀬戸内海の事が思い出されました。「昔は綺麗なコバルトブルーの海だったけど、子供の頃、毎日のように汚くなっていったなぁ。石油コンビナートが沢山作られ、工場も多くなり、空もすっきりしなくなったなぁ。」重工業の煙や車の排気ガスから化学工場の排水、農薬。公害が重大な社会問題になった。激しい痛みで”イタイイタイ”と言って苦しみもがくイタイイタイ病や、水俣病、大気汚染による喘息など、いずれも人間の体に重大な被害を与えた。被害にあった人々は命を奪われたり、不自由な体で苦しみの一生を過ごすことになった。「でも今はどこも昔みたいな公害はなくなったようだけど、本当になくなったのかなぁ?」・・・そんなことを考えながら「メス化する自然」や「奪われし未来」などの本を読んで、いろいろと調べてみると、今まで何とも思っていなかったことが、すごい問題に思えるようになっていった。合成化学物質について調べ始めたからだ。

 

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