青空とともに生きる

ワレ タダ タルヲ シル 吾唯足知 

Pocket

景色・生活へ戻る     HOMEへ 

知足 という言葉がある。「老子」の33章「足るを知るものは富む」「足るを知る者は富み、強めて行う者は志有り(満足することを知っている者は富者であり、努力している者は志ある者であると言える)」とあるのに基づく。自らの分をわきまえて、それ以上のものを求めないこと。分相応のところで満足すること。という意味です。私の好きな中国の昔の哲学者「老子」の言葉です。宗教、特に禅宗では、人間の欲を戒めるために、よくこの言葉を引用するようです。充分に満ち足りていることを知り、不足感を持たないということです。

人間は、満足するということを知らず、充分な金や物を得ても、『より多く欲しい』と、自分の快楽を追い求めがちです。金、物、名誉、名声、地位、権力などの現世的な功利を求めて他の人を平気で傷つけたりします。この言葉の意味を考える時、「般若心経」を思い出したりします。

日本の世界遺産を紹介するサイトがありました。石庭で世界的に有名な龍安寺も紹介されていました。このサイトの「龍安寺の見所~散策」のコーナーでこんな記述があります。

『庫裡の西側には本堂(方丈)や仏殿(非公開)、茶室蔵六庵(非公開)などが立ち並んでいます。方丈は重要文化財に指定されています。方丈の軒下には、水戸黄門で知られる徳川光圀が寄進したといわれる知足のつくばいがありますが、実はこれ、レプリカです。つくばいとは、茶室に入る前に手を清める為の水を張っておくもののことで、本物は非公開の「蔵六庵」という茶室に置かれています。』


知足の蹲踞(つくばい)。つくばいの水が溜まっているところを漢字の「口」と見ます。写真の上から時計回りに見ていくと、「吾 唯 足 知」(われただたるをしる)となりますね。

今すぐにでも、龍安寺にいきたーーーーーい!!!!
懺悔したいのです。

昔、学生時代。私は「今の日本は、物質主義に頼り切り、過去の清算をしていない。上っ面の幸福に満足している。経済の成長が第一。経済が成長することで幸せになれる。上っ面の平和。物事の本質を見ようとしない。このままだと将来、封印したいろんな問題が一気に噴き出すことになると大変だ。解決しきれるのか?」「評論家や政治家は日本の民主主義はすでに根付いたと言っているけど、そんなの嘘だ。形だけじゃないか。本当に根付いてなんかない。経済が衰退すると化けの皮がはがれるぞ。」なんてことを考えていました。

それなのに、就職して結婚したら、なんという堕落。物質主義に魂を奪われました。情けない。だから懺悔して、自分が今あることに感謝したいのです。

PAGETOP
Copyright © 青空 All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。